2012/12/30

世界はでっかいたまねぎ


久しぶりに大阪駅に降り立ち、関西弁ってこんなに訛ってたっけ?と東京かぶれな自分にびっくりした、兵庫県明石市出身、どうも大西です。
前のブログでつなもいろいろ振り返ってますが僕も書きたくなったので書きます。

昨日のCLUB WONDERでのライブ
(タッタと二人でのアコースティック編成)、楽しかったです。
「私も人前に立ちたい」というスタッフすぅちゃんのコーラスも交えてのセットでした。(立ちたかったんや)
里帰りのタイミングで快く誘って頂いた店長東さん、ありがとうございました。知らないところでTHE KEYSをプッシュしてくれていた神戸の知り合い、ゆっぽん繋がりでライブできました、ありがとう。
2/1に一緒にやらせて頂く宮本菜津子さんがウィークエンドのギターで参加していてお会いできたり、そのウィークエンドも僕が大好きなバンドvalvaから話をきいていてライブも観れたし、ずっと観たいと思っていたYeYeのライブも観れたし…と、はじめましてやのに色々繋がっていて面白かったです。
club wonder、僕の中学の青春weezerのポスターが貼ってあったり、パワーポップがかかっていたり、好きでした。
是非またやりたいなぁ。
後、今年最後の営業日にFLAKE RECORDSにも寄れて良かった。いようと思えば後2時間ぐらいいれたんやけど。毎度思いますが、近所にFLAKE欲しいわぁ。

2012年ももうすぐ終わりですが、今年はTHE KEYS企画で日曜のお昼ライブ"Two Hands"をやったり、セッキーたちと"Tokyo Acoustic Session"を始めたり、thatta・Christopher Allan DiadoraとスプリットCD"Party Talk Affair"を出したり、と思いつくことはやってみようとやってきました。
つなはSpace Kellyのツアーに参加できたりして、twitterのTHE KEYSアカウントのフォロワー数を越えてしまいそうだった、つなイヤーでもありましたね。(危ない、危ない)
また、4年ぐらい前からもはや執念化していたfuji rockのルーキーステージに出演できたことはやはり正直大きかったです。なんかやっと免許貰えた感じがしました。。

そんな中でも、先輩方にライブやイベントに誘って頂いたり、出て頂いたりする中で、いっぱい喝をもらい、ほんまにまだまだやなぁ、と反省し、へこみまくった年でもありました。
こんな環境がとってもありがたいし、こんなことをゆってくれるのも音楽ありきやと、そこは胸を張って、来年はもっと精進したいとおもっています。
既に来年の話や仕込みなどもメンバーとしていたりするのですが、良い意味でマイペースに、やりたいことを貫いていきたいな、と思います。
もっと色々想うことはあったんやけど、振り返るのはそこそこに来年の妄想をイメトレしたいと思います。

まずは今年THE KEYSに関わってくださった皆さんと、口惜しいライブも良かったライブも含めて会場に足を運んでくれた皆さん、ありがとうございました。
来年早々、大阪・名古屋での犬スプリットツアーもありますので是非是非お楽しみにでございます。


全然関係ないけど、youtubeはっときます。
実はweezerくそ好きで、高校の時大阪来たら毎回いってました。初期2枚のアルバム期のB面をあさりまくって一枚自分でアルバムを作ったりしてました。恋が何かも分かってないくせに勝手に失恋した気分になり、涙ちょちょぎれてました。



年の暮れに久しぶりに聴いて抜け出せなくなったmarvin gaye & tammi terrell。なんかもうこのデュエットの曲には音楽のすべての理想が詰まっています。歌詞もくそ良い。ただこれ病気でタミーちゃん歌ってないそうな、気づかんかった。でもくそ良い曲。



後、年末暇やぁ、という人は下記暇つぶしにどうぞ。
Paul McCartneyが2枚ぐらい前にだした「chaos and creation in the backyard」というアルバムがビートリーでとっても大好きなんですが、ビートルズが60年代に使っていたAbbey Road Studioでこのアルバムの曲をナイジェルゴッドリッチと実演していく番組。英語で分からん!という人も何か分からんけど音楽家としていかにポールが魅力的かが伝わるかと。


(brian wilsonが一人で「smile」というアルバムを作りあげ、実演したときの長編ライブも前あったから載せようと思ったけどなくなってるみたい。。)



みなさん、良いお年を!


2012/12/24

Summertime,Summertime

つなかわです。クリスマスの曲、本当に良い曲が多いですよね…マライア・キャリーもポール・マッカートニーもヤマタツも大好き…だけど、実は今日は全く真逆の、夏の歌のことをずっと考えていました。

間奏のホーン・セクションのパワフルさに、バカみたいだけど、吹き飛ばされそうな気分になって一人目をつむったりしてました。変な人ですね…



野宮さんが歌ってる新録バージョンも原曲の良さを損なわずにダイナミックに演奏されていてとても良いです。


今年のThe Keysは去年よりもすごく、すごく充実した1年でした。(もちろん昨年行った自主企画やリキッドルームでの演奏や、ライヴに来てくださった方のあっての今ですが。)
大きなトピックスやリリースがあったのはもちろんですが、3人形態となって(最近は素晴らしきナイスガイ・キーボードごいちゃんがいるけども!)その中で出来ることを模索してライヴをするのは新鮮だったし、実際に去年より格段に良いライヴになってると思うのです!
あと大西と立田に敬語使うのやめたりとかもあって笑、基本的なバンドとしての充実が、特に後半はずっとワクワクしながら活動が出来ました。

たくさん夢を見て、素晴らしい経験をたくさんして、もちろん結果バカを見てしまったこともあるけど…それに向かって信じ続けることは美しいことだと強く感じました。

もう皆さん忘れてしまったかもしれませんが笑、フジロック・フェスティバルでのライヴは本当に言葉に出来ない程の感動的な出来事だったし、音楽にあんなにパワーを貰ったのは初めてというか、素晴らしいライヴというものさしで絶対に測れないものが少しわかった気がしました。
普段の生活のひと月ぶんくらいは笑顔になりました、あの時…。来年も頑張りたい!
Tokyo Acoustic Sessionのサイトが始まってそのライヴもやったり、個人的にはSpace Kellyツアーを大好きな先輩達と回ったりしたことだとか。
大阪のライヴで、Bist Du dabei?という曲の最後にカジさんが見せてくれた笑顔と声は絶対に忘れらない瞬間。
しかし、本当凄いメンバーでのライヴでしたね…。


バンドに参加してもうすぐ2年近く経ちますが、やっと1曲リリースすることが出来ました。
Party Talk AffairというスプリットCD。インディのシーンでなにか面白い動きを、小さくてもなにかしらムーブメントを作りたくて、僕たちとthattaとChristopher Allan DiadoraでツアーしたりCD出したらきっとみんなびっくりしてくれるかなと思って始めたプロジェクト。
リリースを手伝ってくださった南條さん、参加してくれたthattaとCADにはもちろん感謝ですが、うちのバンドの二人も裏でたくさんのことを考えて動いてくれました。この場を借りて、本当にありがとう。
Party Talk Affairに関してはまだまだ、もっとたくさんの人を巻き込んで面白いことをしたい…本当にみんな凄いバンドだし(特にドラマー…松原くんもしゅんやさんもかっこよ過ぎる!)この面白さがもっと伝わればなあ!来年もまだまだワンワンワンワン…と。


 



まずは大阪・名古屋の皆さん、宜しくお願い致します!

2013.1.12 (土) Party Talk Affair Release Tour@大阪fireloop

THE KEYS / thatta / Christopher Allan Diadora /Vanilla Children

開場/開演 18:00/18:30
前売/当日 ¥2300/¥2800(D別)

◆チケット
e+

013.1.13 (日)Party Talk Affair Release Tour@名古屋CLUB ROCK'N'ROLL

THE KEYS / thatta / Christopher Allan Diadora / Qaijif / eito / hiropons
DJ:Synchronized Rockers(野垣内 悠 / M!-Ke)

開場/開演 18:00/18:30
前売/当日 ¥2000/¥2500(D別)

◆チケット
e+
・ローソンチケット [L:45633]

・ thekeys939@gmail.com まで、お名前・公演日・枚数をご明記の上、ご予約下さい。




来年はすぐにレコーディング予定がありますし、なるべくスパンを空けずに、出来れば春頃にはなにかリリース等お知らせを出来れば…と思います。
新しく作ってる曲もオリジナリティがあって(The Keysらしさ!)凄く良いです。乞うご期待…。



去年の作品だけど、間違いなく今年いちばん聞いたHarvardのA Chance Meeting、なんてロマンチックな曲なんだろう…





良いお年を!

2012/12/06

"Party Talk Affair" リリースツアーに寄せて

どうも大西です。ボーカルです。リーダーです。THE KEYSのサイトリニューアル後初ブログです。恥ずかしい。

早速ですが、今週の金曜日12/7新宿MARZを皮切りに11/21に発売されたスプリットCD、"Party Talk Affair"のツアーがはじまります。12月に仙台、年またぎの1月に大阪、名古屋と廻ります。

今年の夏頃、thattaと対バンした時に、東京のハッピーマンデーズやぁ、と思って声をかけたところから始まったスプリットCD。
あんまり友達いないTHE KEYSの誘いにノリノリで乗ってきてくれたthattaとdiadoraありがとう。

なにやら統一性の無い楽曲が並んでいるかと思いきや、なにやら統一性のある、なんとも面白いCDになりました。
この組み合わせがツアーでも絶対面白いとおもいます。
そして「あのおばはんは一体何匹犬を飼っているのか?」と連呼する共作も演奏予定です。是非みなさんも「何匹飼っているのか?」と連呼しにきてください。何匹飼っているのか教えてください。

またツアーには、僕ら3バンドだけでなく、地元のバンドや、3バンドにゆかりのある、そしてお世話になっているDJチームが参加してくれます。東京では、ヒサシtheKIDさんやNew Actionの二人、仙台にはSendai Tune's、名古屋にはSynchronized Rockers、大阪には神戸VARITで見た時に好きになったVanilla Children(本気でKing Crimsonやろうとしてる笑ってしまうぐらいに痛快なバンドです)らが一緒に盛り上げてくれます。
ある意味最初で最後のこのツアー、お勧めします。どしどし来てください。

さて、先日のTokyo Acoustic Session LIVE!のMCで、タッタ君の曲紹介しろ、というオーダーに応えられなかったので、約束通り書きます。スプリットCD収録の"night out"について。

正直スプリット出すで!と2バンドに声をかけときながらスプリット用の曲がなかったTHE KEYS。今ええの作ってますとうそぶきつつ、バンドで作った曲です。
実にCDにするには2年ぶり、つなちゃん加入後初の録音です。
このCDを作るに当たって思い浮かんだのが夜遊び。夜遊びについて曲にしよう、と思いつつ、夜遊びが苦手なTHE KEYS。最終的に、歌詞は全部「たられば」調になっています。正直です。当然内容もおれとあそぼーぜ、というナンパなものではなく、召使いがお姫様と遊べたらいいのにな、と思いを馳せるファンタジック、いや妄想うずまく歌詞になりました。
サウンドは、初めは初期のkings of leonみたいに、とか言いながら作っていたけど、やっぱりややのんびり。slow clubのアコースティックなサウンドに惚れつつ、dirty projectorsのバックでみるみる景色が変わるサウンドに憧れつつ、最終的には今までのTHE KEYSのようでちょっと違う新鮮さが出たと思います。
常々8ビートが叩きたい!と僕を悩ませるドラムのつなちゃんですが、僕はこの跳ねるビートにつなの良さを見出せずにはいられません。
そしていつもお世話になっているエンジニアの槙野さんと、今回もいちゃいちゃ盛り上がりながら作りました。結構裏で細かいことをやっているので、そこも楽しんで貰えたらと思います。
もちろんツアーでもこの曲やります。

まずは、12/7 24:00、新宿MARZでnight out。

大西